自宅で手軽にできる運動として人気の踏み台昇降。市販のステップ台がなくても、100均で購入できる材料を使って自分で作ることができます。
今回は、100均の発泡スチロールを活用して安全で使いやすいステップ台を作る方法を詳しくご紹介します。運動不足解消やダイエットのきっかけとして、ぜひ参考にしてみてください。
踏み台昇降を手作りして運動を始めよう
自分で作った踏み台なら、好きな高さや大きさに調整できるので、気軽に運動を始めることができます。
家でできる有酸素運動の魅力
踏み台昇降は家の中で簡単にできる有酸素運動です。脂肪燃焼や基礎体力の向上に役立ち、雨の日や寒い日でも室内で安全に運動ができます。テレビを見ながらでも続けられるので、忙しい方でも無理なく習慣化できます。
さらに有酸素運動を継続すると血流が良くなり、体が温まり冷え性の改善にもつながります。下半身の筋力アップや姿勢改善、心肺機能の強化など多くのメリットを同時に得られる点も魅力です。
短い時間からでも始められるので運動不足を解消したい方にはぴったりの方法です。
手作りなら低コストで気軽に始められる
市販のステップ台は価格が高い場合がありますが、100均の材料を使えば費用を抑えて自分の好みに合った台を作ることができます。材料は簡単に手に入り、不要になったら処分も簡単なので初めての方におすすめです。
さらに自作なら自分の体格に合わせて高さや幅を調整でき、置き場所や収納スペースに合わせた工夫も可能です。経済的で手軽なうえに、工作を楽しむ過程も運動習慣を始めるきっかけになります。
100均でそろう踏み台の材料
100均で手に入る材料だけで、安全性のある踏み台を準備できます。
発泡スチロールブロックのメリット
発泡スチロールブロックは軽くて持ち運びやすく、積み重ねることで高さの調整も自由です。適度なクッション性があり、足腰に優しいのも特徴です。さらに、表面が柔らかいので足音が静かで、マンションや集合住宅でも周囲に気を使わずに使えます。
耐久性は高くないものの、補強すれば十分に使えます。使わないときはコンパクトに収納できるのも利点です。
また、女性や子どもでも簡単に扱える軽さは日常的に取り出しやすく、手軽に運動を始められるポイントになります。時間帯を選ばずに準備できるので忙しい方にも好評です。
滑り止めやテープなど補助アイテム
ブロックを固定するためのガムテープや、台の表面に敷く滑り止めシートも100均で揃います。
滑り止めシートを敷くことで踏み台がずれにくくなり、安全性が向上します。さらに、滑り止めシートは耐久性があり、表面にクッション性をプラスすることで足裏の感覚も良くなります。
補助アイテムには結束バンドやクッションマットもあり、台を補強したり静音性を高める効果があります。組み合わせることで、より安定感のある踏み台を自分で工夫して作ることができるので安心です。
踏み台の高さとサイズの決め方
踏み台の高さやサイズは、安全に運動を続けるためにとても大切です。
初心者におすすめの高さの目安
初心者の方は10〜15センチ程度の高さから始めるのがおすすめです。この高さなら膝や足首への負担が少なく、フォームを意識しながらゆっくりとした動きで続けることができます。
慣れてきたら高さを少しずつ上げると、負荷を無理なく増やせます。また、運動強度を上げたい場合は台の上で腕を振ったり、テンポを早めるなどの工夫も効果的です。安全を最優先に、まずは無理のない高さから始めることが大切です。
安定性を高める調整方法
踏み台を組み立てたら、必ずガムテープでしっかり固定し、平らな場所に設置して使いましょう。最初に体重をかけて安定しているかを確認してから使用すると安心です。
滑り止めを併用することでさらに安全に運動ができます。さらに、使用前には表面にひび割れや欠けがないかを確認し、定期的にメンテナンスを行うと長く安全に使えます。
100均発泡スチロールを使った作り方
発泡スチロールは軽くて扱いやすいので、踏み台として加工しやすい素材です。しっかり固定して補強すれば、初心者でも安全に使えます。
材料と道具をそろえる
必要なものは、100均で購入できる発泡スチロールブロック、ガムテープや布テープ、滑り止めシートです。ハサミやカッターも用意しておくと作業がスムーズに進みます。
さらに、作業を効率よく行うために作業用手袋やメジャーを準備しておくと安心です。安全に作業するための新聞紙やビニールシートなども床保護のために敷いておきましょう。
組み立てと固定の手順
発泡スチロールを好みの高さになるよう重ね、ガムテープでしっかりと固定します。全体をぐるりとテープで巻き付けることで、強度と安定性が高まります。
高さを調整するときは、安定感を確認しながら行いましょう。完成後は一度上に立って揺れやズレがないかを確認しておくとさらに安心です。
滑り止め・補強で安全性をアップ
踏み台の上面に滑り止めシートを貼ると足元が滑りにくくなります。また、底面にも滑り止めを貼ることで床でのズレを防げます。
さらに補強したい場合は、周囲を段ボールや木の板で囲んで補強しましょう。使用前にしっかりと耐久性をチェックし、必要に応じて定期的に補修や補強をすることも大切です。
代用品アイデアと運動のコツ
発泡スチロールが手に入らない場合や他の方法を試したい場合は、代用品もおすすめです。
収納ボックスやヨガブロックで代用
耐荷重がしっかりしている収納ボックスや、安定感のあるヨガブロックも踏み台の代わりになります。収納ボックスを使用する場合は、必ずふたを固定し、動かないように工夫してください。
さらに、ボックスの底に滑り止めシートを貼ると安全性が増します。ヨガブロックは軽量で持ち運びやすいため、旅行先や外出先でも簡単に使えます。耐久性や安定感の違いを考えて、自分に合った代用品を選びましょう。
運動を続けるためのコツ
最初は5分程度から始めて、慣れてきたら10分、20分と時間を延ばしていきましょう。音楽を聴きながら行うと楽しく続けられます。無理せず、継続することが一番大切です。
さらに、目標回数や時間を紙に書いて見える場所に貼っておくと、モチベーション維持にも効果的です。家族や友人と一緒に取り組むと続けやすく、生活習慣の中に自然と運動が取り入れられます。
まとめ
100均の発泡スチロールを使った手作り踏み台は、低コストで手軽に作れる運動アイテムです。軽量で持ち運びやすく、自分の好みや体力に合わせて高さや形を調整できます。
安全性を確保しながら、自分に合った高さや素材で工夫してみてください。さらに、このような手作り台を使えば自宅で気軽に有酸素運動ができ、毎日のちょっとした時間を活かして体力づくりに役立てることができます。
運動不足の解消やダイエット、ストレス解消にもつながりますので、健康づくりの習慣に取り入れてみましょう。